今大きな社会問題として注目されている、人類が生み出す負の遺産、核廃棄物。
世界中が日本の対応に注目しているんです。
日本には、一時保管場所しかなく、最終処分場はありません。
何故なら、核の最終処分場として相応しい土地ではないからです。
火山があり、地震が多く、何よりプレートの上に乗っているからです。
セシウムや放射性ヨードは半減期が短いのですが、プルトニウムの半減期は2万四千年といいます。
生物にとって無害なレベルになるためには、半減期の4倍の10万年は見なければならないというのです。
フィンランドのフィルムでは、10万年後の人類にどうやって「ここに危険な放射性物質が埋まっている」事を伝えたら良いかを考えた結果、絵で示すことにしました。
今の人類に、半減期を早める技術はありません。
数キロもの深さに10万年の間保管し、無害化するのを待つしかないのです。
ところが、そのホープレスな現実に、一条の光が差し込んで来ました。
SACLA (サクラ) です。
これは、理化学研究所で開発した巨大な装置なのですが、これが来年の春正式運用されると、人類がこれまで見たこともない世界を見ることが出来るようになると言います。
巨大な顕微鏡の様なものだと思ってください。
今までは分子のレベルまでは見ることが出来ました。
それがSACLAによって、今まだ誰も見たことのない原子の世界を見ることが出来るようになるのです。
しかも、これまで化学変化の瞬間を見ることはできず、常に「変化前」と「変化後」しか見ることが出来ませんでした。
それがSACLAによって、変化するプロセスを見ることが出来るようになるのです。
それによって何が可能になるか。
エイズや癌の治療に有効な新薬の開発が可能になります。
そして、驚く無かれ、放射性物質の無毒化を可能にする方法を見つかる可能性が極めて高いというのです。
これを開発、製造したのが日本人であることを考えてみてください。
日本に、広島・長崎に原爆が投下された意味がここにあるのかも知れません。
原爆の犠牲になった夥しい命が、これによって意味あるものに変えることが出来るのです。
◆◇土地の有効活用、不動産再生サービスの提供◆◇
私道のトラブル、無接道、再建築不可、位置指定道路、
借地・底地で困っていることはありませんか?
土地や物件の問題を解決する会社があるんです。
自分達だけで悩んでいないで、そうした会社を利用して
問題解決してください。